つくばで始める、すぐに使える クイックオフィス つくば自動車学校

就活特集2005 生き方、十人十色。

井口さん写真

井口卓さん

就職先:田辺製薬株式会社
仕事:研究開発
所属:生命環境科学研究科生物機能科学専攻

「与えられた課題を、いかに自分のものにするか」

大学3年の後半、研究室を選択する頃から、製薬・食品業界で病気の治癒や予防に関わる研究をしたいと思うようになった。大学1〜2年生のうちは興味の幅も広く、転類も考えたが、昔医者を目指していたのも影響して、健康に関する研究の出来る研究室に所属することにした。大学院へ進んだのは、「生物資源学類では幅広い分野が学べるが、社会に出られるスキルを身につけるためには、大学院に進んで専門的なことを学ばなくてはいけない」と思ったためだ。

製薬業界の研究職の採用活動は早い。修士1年の9月から始まり、年内にはほぼ終わってしまう。井口さんは、修士1年の夏に製薬・食品業界の先輩にOB・OG訪問をしたことで、漠然としていた会社のイメージが具体化していったという。「会社の色」はネットやパンフレットではわからないが、面接官と話したり、選考の中で会社見学する中で見えてきたそうだ。井口さんの会社選びの基準は、「携わったものについて、部門を越えてディスカッションできるかどうか」だった。「会社によっては、流れ作業のような研究開発をするところもありますけど、自分は関わったものについては見届けたい、という思いがあるので。」

製薬会社の試験では、自分の研究のプレゼンが課される。そして、就活で一番重視されたのは「プレゼン能力」だったそうだ。「内定を頂いたときに、自分の良かった点を面接官の方に聞いたんです。すると、研究に対する姿勢を評価したと言われました。」理系の研究室では、先生に与えられた課題を研究することがほとんどだが、井口さんは「その研究の意義や位置づけを自分なりに理解するために、背景や将来性を深く見ることを常に心がけていました」と言う。与えられた研究課題をいかに自分のものにするか、つまり、自分の役割を自分で理解し能動的に取り組むということは、研究者に限らず社会人として求められることだろう。井口さんは元々、何事にも受け身ではなく、どうせやるならとことん積極的にするタイプだったが、就活でその必要性を改めて強く感じたという。後輩たちへのアドバイスも「何事にも自分から能動的に、色んな体験をしておくと良いと思います。物事に対する感受性の幅が広がりますから。」

自分が研究職に向いているかはまだわからない。仮定を適切な実験で検証するには、まだまだ知識が足りないのは感じている。だが、「立てた仮定が間違っていても、別の方法を考えて試すのがおもしろい、研究自体がおもしろいと感じられるので、この道で進んでいこうと思っています。」

「研究に対して、どれだけ密接に関われるかが入社して5年後くらいまでの課題だと思うんです。その間の取り組み方次第で、5年後にプロジェクトの中心にいられるか、ただの作業員になっているかの差が出てくると思うので。そのために、自分の積極性を磨いていきたいです」と、意気込みを語った。

(TEXT=内田明日香)

→OB・OGインタビュー
→就活特集2005

トップページ | ツクナビとは | 利用規約・免責 | お問い合わせ | 学生団体C4