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就活特集2004 生き方、十人十色。

真幡さん写真

真幡康徳さん

内定先:ヤフー株式会社
仕事:Webエンジニア
所属:図書館情報専門学群

「自分ならこういう提案をする、っていうのがないと」

『Webエンジニア』として就職が決まった彼。実は、ずっと大学院に進学するつもりだった。「就職が決まった友達の幸せそうな顔を見て『あ、就職っておもしろそう』って思って」5月末から就活を始めた。最終的に就職することに決めたのは、ヤフーから内定をもらってからだ。「研究職ではなくてものづくりの方に進みたい、そういう志望で就職することにしたんです」。

大学での研究と企業での研究・開発との間の乖離(かいり)を感じていた彼。「大学でやる研究っていうのは、実社会にある制約を無視したものが多いんです」。そんな中、つくば市内のベンチャー企業でプログラマーのアルバイトをし、実際の業務に使われるプログラムづくりにも関わった。これが、彼が昔から持っていた『ものづくりへの興味』に火をつけることとなった。「高専に行ってたんですけど、その頃から『ものが作れる人間になりたい』って勉強していました。ヤフーがメーカーかって言ったらそれは違う気がするんですけど(笑)」。

「生き方? 僕はクレイジーだったと思います」と彼。高専生だった頃は、あまり授業に出ない生徒であった。とはいえ決してサボっていたわけではない。好きな先生の授業は教卓の一番前に陣取り、逆にやる気のない先生の授業では単位認定ギリギリまで授業を欠席しては図書館でまじめに勉強していた。「今はもう借りてきた猫みたいです。クレイジーじゃない。図書館情報学だから(今までの専門とは若干違うので)しがみつくしかなかったです」。彼は続ける。「僕はクレイジーな人の方がいいと思うから。やっぱり普通の人は普通に生きていくんだけど、それだと普通にしかなれないんじゃないかな(笑)」。彼が誇りとする『クレイジー精神』は今でも健在だ。

業種の選び方について、彼は「『自分ならこういう提案をする』っていうのがないといけない」と考える。全てに満足しているのであれば、その業種ですることは何もない。『ここはもっと直した方がいい、だから自分が入ったらこういう提案をする』というビジョンが必要なのだ。今後ますますの発展を遂げるであろうWebの世界で、ある意味クレイジーな彼が世界中で使われるシステムをつくりだす…というのが彼の夢だ。

就活中に感じたことは「自分が思っていることを正確に相手に伝えるプレゼンテーション能力が必要」だということ。 相手からの問いかけに対して黙り込んでいるのでは誰も評価してくれない。「自分が持っているネタを話すときにはとにかく堂々と喋ることが大事。ぼそぼそと話しても、誰も信頼してくれないと思う」と彼は笑った。

(TEXT=伊藤築志)

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