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「チャンスは自分の足で稼ぐ」 「チャンスは自分の足で稼ぐんです。私は考える前に足を出します。」 そう言い切る彼女は意外にも、昔の自分を病的なネガティブ人間だったと振り返る。 「就活を始める前は、私みたいな人間を採用する会社があるのかどうか不安でしょうがなかったです。」 しかしとりあえず説明会に行ってみようと思い立った。適当にエントリーして行ってみた不動産会社に興味などは全くなかった。むしろ不動産には汚く嫌なイメージを持っていた。しかし、こうして就活をスタートさせた君島さんは、劇的な変化を遂げていく。 「就活を始めてみると、今の会社の社長をはじめ、たくさんの生き生きしている社会人の方々と出会ったんです。その人たちの話を聞いていくうちにどんどんエネルギーをもらって、私自身がどんどん元気になっていきました。病的なネガティブから病的なポジティブへと変わったんです。」 今君島さんは初めて説明会に行ったあの不動産会社に就職を決めた。不動産には嫌なイメージを持っていたのにもかかわらず、だ。 「たぶん就活を始める前にイメージしていた仕事と、実際の仕事は違うと思います。だから、イメージだけで志望を絞り込んでしまうよりは、就活して動き回って実際に社会を見てから絞り込んだほうがいいと思います。頭で考えて絞り込んだ分だけ、自分がやりたい仕事を見つけられるチャンスを逃してしまうと思います。」
この就活を振り返ってみると?との問いに、 彼女がこの就職活動を終えて得たものは内定だけではない。 生まれ変わった自分との出会い。それを語る彼女はとても生き生きとしていた。 (TEXT=佐藤良枝) |