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「自分が会社を肥やしにする」
説明会に行き面接を受ける―それだけが就活ではない。 大学3年の12月からOB訪問を始める。それまでマスコミ志望だった彼女はやがて志望を変える時を向かえる。 「実際の新聞記者の生活を知り、私は憧れだけでその仕事を考えていたことに気付きました。改めて記者という仕事の厳しさを学んで、これは自分がしたい仕事とは違うと思いました。」 その後自分の本当の興味が何なのかに気が付く。それは働くことへの意味付けやスタイルが合意した[会社と個人]をマッチングするような仕事であった。 1月には地元鹿児島で何社もの会社訪問をしている。女性が社会で働くということに関心の高かった彼女は、就活を通してその実情に触れることになる。 会社に直接何度も電話をして訪問を頼む。採用活動が始まる直前だったため、人事部長に直接会って話を聞いて回ることが出来たそうだ。その結果、地元では女性である自分が先陣を切って働くことはあまり喜ばれないということを知った。 「OB訪問や会社訪問は欠かせないと思います。大事なことはその会社を好きになるかではなくて、実際にその世界で働くことがどういうことなのかを知ることだと思います。」と彼女は言う。 八次もの面接を経て、リクルートHRマーケティングに内定が決まった。
これから働くことをどう思うのか聞いてみると、 生き生きと輝ける場所を見つけるため、彼女はその努力から決して逃げなかった。そして、これからも着実に自身のステップを昇り続けていくことだろう。 (TEXT=佐藤良枝) |