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就活特集2003 特別インタビュー

後編(1)

――自分の中に自分が生きていくうえでの「軸」みたいなものを持つことが大切、と。

逆に、「自分軸ありき」なのだと思います。軸が無いと生きていけない、というのが本当なのだと思いますよ。この世の中で誰かが助けてくれるというわけではない。

自分軸がわからないというのは、自分の選択に責任を取っていないことに対する言い訳では?

――「自分軸」がわからない、もしくははっきりしない学生が、周りを見ていても多いような気がします。

キャリナビの活動風景

わからないんじゃなくて、自分の決断に対して責任を取っていないだけなのだと思いますよ。だって、少なくとも自分でこの大学に来ると決めたんですよね!?その時点で選んで来ている。「じゃあ、そこでやろうとしていたことをやりなよ」という話になりますよね?

それなのに、決めたことに対して後から後から言い訳をする。それが結果的に自分自身が苦しくなってしまう原因なのでは?と思います。一回、とりあえず決めたなら、まずは自分なりにここまでやった、と思えるレベルまでやりきってみることが大事なのでは?やり切ってみて、初めてそれが向いているのかどうかわかるのであって、やり切らなければわからない。言い訳する人に限って、やり切っていない可能性が高いんですよね。もちろん全員とは言いませんが。そして、どこまでをもって自分なりに「やりきった」ことになるのか、は自分で決めていくことだと思うんです。そうしていれば、ああでもない・こうでもない、という話にはならないと思いますよ。自分で決めたことだから。

日々日常の中で起こってくること、少なくとも自分がやると一度決めたことに、どれだけ自分なりに納得がいくレベルまで真剣に向き合って、自分のこころに素直に耳を傾けて、嘘をつかずにそれを言えるかどうか。それが大事。そしてそれはとても大変なことでつらいことだと思います。誰だってそんなに強くないですから。弱い部分をたくさん持っている。だから訓練していないと、どんなに自分が弱いかがわかったとき、叩きのめされます。

一方で、そうやって突き詰めていくと、自分は何もできないと思っていても、実は自分にしかできないこと、自分だからできることがあることに気づくこともできる。そうなることで自信を持てる。そのバランス感覚を持つことが重要ですね。


前編:  中編: 後編:1 

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