筑波大学の就職課のサポート体制は、国公立大の中でも1、2を争うものであるそうだ。就職担当が「課」として独立しているのは全国的にも珍しく、組織としては1番を誇るものであるという。
インタビューに応じてくれたのは、就職課長の渡邊信一さん、就職係長の久保田優さん、そして専門職員の堀越克巳さんと大坪美伊子さん。熱の入った話を伺うことができた。
都心の学生に比べ、交通費や情報の不足という問題を抱える筑波大生の就活。
「筑波大生は就職に不利」。最近ではそんな話さえ耳にすることがある。多くの悩める筑波大生を支援してきた就職課の方々は、この問題をどう捉えているのだろうか。
「それは学生の就職に対する気構えで、どうにでもそれはクリアできるものだと思います。実際に都内以外にも大学はいっぱいありますよね。特に地理的につくばが不利ということはないと思います。」
大坪さんが言うと、久保田さんが続ける。
「そうですね。不利って考える方が不利なんだ。情報量に関しては、まずインターネットがありますよね。それから、企業から送られてくるペーパーのものは、就職課に来ればあるんですよ。だから量の問題はそんなにないと思う。ただ、情報の中身の問題かもしれない。
都内の学生は隣の大学ともつながったりするんですよね。近いから。でもこういうことはつくばにはない。もし不利な部分を持っているとすればそれは『リアル感』。他の大学生の活動の内容が自分たちには見えない。この辺が不利かな。」
しかしこれも自らの活動量によっていくらでも詰められる、と久保田さんは断言する。
「実際にインターネットで各大学の学生と情報交換できるよね。自分からそこに入っていって、情報を得た先輩もいる。それから就職関係で活動しているサークルを上手く利用するするのもいいと思う。」
確かに、つくばには就活を支援するサークルがいくつかある。サークルの活動に顔を出してみたり、イベントに参加してみたりするのもひとつの方法かもしれない。
渡邊さんも続ける。
「厳しいこと言っちゃうかもしれないけど、もう少し前向きに考えた方がいい。今さら地理的条件なんて考えても仕方がない。それでね、いいことだってあるはずなんですよ。そういうこと考えたうえで、入学するときに筑波大学を選んだはず。折角そういうところに入学したんだから、方向を転換してプラスに考えるしかない。逆に、都心から離れて環境のいい大学だったとか、そういうことを生かしてほしい。」
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→就活特集2004
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