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――松井さんは今までに2回インターンをされたそうですが、最初のインターンはいつだったのですか?
3年の夏休みです。社工の都市計画専攻には「都市計画インターンシップ」という必修科目があってインターンをすることで単位が2単位もらえるんです。必修にするのだったら先生が面倒見なきゃいけないわけで、僕の場合も先生が紹介役になってくれて企業に連絡を取ってくれたんですよ。僕が行ったのは北山創造研究所(以下、北山)という所で、英語名ではKitayama&Companyというのですが、そこは主にビジュアルデザインや環境デザイン、商業施設などのトータルプロデュースをしている会社でしたね。
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| 松井漠さん(社会工学類 都市計画専攻) |
――そこは普段からインターンを募集している所なのですか?
いえ、していません。社工のインターンシップという科目の履修のため、先生のつてで紹介してもらっていけたところで、インターン制度は取り入れていない会社です。そもそも社工のインターンの科目自体、他の学類はもちろん、社工の中でも都市計画専攻以外の人は取れないものなんですよ。
――もう一つはいつされたのですか?
3年の春休みですね。就活を始めたのが2月ごろなのですが、もっと色々な企業の説明会に行けばよかったと思っています。何に興味を引かれるかは実際に話を聞かないとわからないものですから。そんな中、3月に採用直結型のインターンをワークスアプリケーションズ(以下、ワークス)という企業でしました。ここは企業向けソフトを開発している会社で自分の専攻とは全く関係のない分野だったのですが、知り合いの先輩がそこを受けていた関係で待遇などは聞いていたし、ダイレクトメールも来たので受けてみようと思いました。「問題解決能力発掘型インターンシップ」と銘打っていたので自分のためになるとも思いましたね。もちろんパスし入社資格を取りたい、という思いもありました。
――それは夏休みにインターンをされたことがきっかけとなったのでしょうか?
あまり関係ないと思います。確かに夏にインターンをしていたためか、もう一度することに抵抗はありませんでしたが、ワークスの情報に出会いさえすれば、やはりインターンはしたと思います。ただ、初めてインターンをした時に社会人と話をする機会を得て、就職に対する意識が出始めたと思いますし、必修でなかったら夏休みにはやっていなかったかもしれませんね。
――先ほど少しおっしゃっていましたが、先輩から情報を得るということは就活等では重要なことでしょうか?
インターンや就活を始めるにあたって先輩の話を聞くことは非常に重要だと思います。先輩自身が就活などをした上で何らかの反省や発見したこともあるでしょうし、自らが計画を立てるのにも役立つのではないでしょうか。
――ワークスでは具体的にどんなことをされましたか?
インターンといっても実務をやるわけではないんです。仕事を手伝うというのではなく、実務もどきの課題を期間中に4つ出されました。簡単に言ってしまうと問題解決能力を見られるということだと思います。いかに論理的に考えているかとか、行き詰った時、ポンと考えを飛ばせるかどうか、などを主に見られました。そして段々発展していって、最後には実務に近い「何かを管理するソフトウェアを作ってください」というような課題を正味4日くらいでやることになりました。各課題ともA・B・Cの三段階で評価されて、最終評価がAかBだとパスがもらえて、Aは5年間、Bだと3年間、好きなときにワークスに入社できる資格がもらえるんですよ。インターン中にはワークスの最高経営責任者などにも会えましたし、マネジメントチームのセッションを聞くこともできましたね。
――パスについてですが、ずいぶんと寛容な会社ですね。
そうですね。あちらとしてはテストで適正は十分に見られると思っているのでしょう。 ワークスは新規採用もインターンからしか採りませんし、ここまでしているところはあまりないと思いますが、採用直結型のインターンというものは今後さらに増えていく気がします。
――では最後に、インターンをして良かった点、悪かった点は何でしょうか?
ワークスの課題は学校のレポートとは違って、「解く」ものというよりは「創造する」もので、自分で考え、問題点を見つけて解決するものでした。けれど、大学で学んだことが全く生かされなかったわけではなく、こうした考え方は学校の演習でやってきていて、インターンでそのことを再確認できたのはよかったと思います。また、ワークスはそれまではほとんど縁のない業種の会社でしたが、知らない業界でインターンをしたことで視野が広がりましたし、人脈も広がったので良かったですね。それと、これは北山にも言えることで、インターン中はその会社からお金をいただいていて、その代わりといってはなんですが責任というものを負わなければいけないんですよ。仕事を期限までにきっちり仕上げるだとか、学生である時はルーズになりがちなことだと思います。悪かった点としては、筑波大は三学期制なので、ワークスのインターン(8〜9月、2月、3月)を受けようとしたら3月しか受けられなかったことですかね。個人的なことを言うと、それでも試験が受けられなくて単位一つ落としているんですよ。インターンや就活をする際には、そうした時期的なことに気をつけないといけないかもしれませんね。
| インターンシップ先情報 | ||
|---|---|---|
| 企業名 | 株式会社北山創造研究所 (インターンシップの一般公募無し) |
株式会社ワークスアプリケーションズ |
| 会社HP | http://www.kitasou.com/ | http://www.worksap.co.jp/ | 期間 | 夏休み中の3週間 週6日 9:00〜作業終了まで |
3月の4週間 週5日 10:00〜17:00 |
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