つくばで始める、すぐに使える クイックオフィス つくば自動車学校

JICA

 青年海外協力隊で有名な「JICA」。その事業所がつくば市にもあるのをご存知ですか?
 去る5月14日にも、筑波大学第三学群A棟にて秋募集の説明会が開催されました。
 今回、筑波国際センターの事業内容や、青年海外協力隊の採用試験そして現地での活動について、筑波国際センター事業部第一課の岩井伸夫さんと片山淳子さん(青年海外協力隊OG)にインタビューしました。

JICA筑波国際センター事業内容

1.海外からの研修員の受入れ事業(特に、農業関係の研修が多い)。
2.茨城県民と国際協力事業をつなぐ架け橋業務。
(例えば、青年海外協力隊、シニアボランティアの募集。地方自治体、NGOとの連携)

 現在、メインとなる業務が上記の二つです。青年海外協力隊の派遣業務だけだと思われがちですが、海外からの研修生の受け入れも行っているということです。

取材に答える岩井さん

3.インターン学生の受け入れ:二週間から一ヶ月の期間。随時相談可能。
4.国際開発に関する勉強会への講師派遣:こちらも随時相談可能。
5.国際理解教育:国際理解講座やサーモンキャンペーン(小中学校における総合科目の導入に伴い、「国際理解」をテーマにした授業が増えている。)

 このように、幅広い活動を展開しています。

採用試験で気をつけたい点

 不合格者中の約4割の人は、健康診断の結果が悪いために不合格になります。
 一見、厳しいと思われる数値ですが、派遣先の衛生状態や、予防接種との関係、そして何よりも自己管理を考慮すれば仕方ないのかもしれません。多くは血液検査で引っかかるらしく、その原因は「アレルギー」「食生活」「必要のないダイエット」「朝食抜き」が挙げられています。派遣国によってはマラリアなどに感染する確率も高く、その予防策は「健康な体」だそうです。
 一次試験で課される英語の試験の場合、理数科教師をはじめとする教職のボーダーラインは高めです。他の試験教科に関しては、過去問を解けば対策は立て易いです。過去問に関しては、JICAの公式HP(アドレス http://www.jica.go.jp/ )か、直接片山さんに相談してみるのも良いでしょう。

79日間研修について

 採用試験合格者は、派遣前に79日間の研修を日本で行います。研修内容は、語学研修、JICAについて、ラジオ体操及び数キロのジョギング、奉仕活動、週一回の予防接種です。
 研修のはじめと終わりに語学の試験があり、問題は同じです。理由は、研修前後における語学力の伸びを確認するためです。語学のクラスは、5〜6人で1クラスです。

現地での活動について

片山さん

 現地に到着後約一ヶ月間、研修があります。ホームステイをして現地での生活や言葉に慣れるようにするためです。それから本格的な活動を開始します。
 理数科教師として東アフリカのマラウイに派遣された片山さんによると、最初は現地の人となかなかうまく付き合えなくても、徐々に親しくなれるそうです。現地の人はみんないい人で、生徒の家庭訪問をしたときにはパパイヤやマンゴーなどを持ち帰れないくらいお土産としてくれたそうです。
 日本と比べ物質的に豊かとは言えないのに、現地の人はいつも笑顔を絶やさない。片山さんは、そんなマラウイの生活を「何もないから、すべてがある」と話してくれました。マラウイのような発展途上国では、日本人が道を歩いているだけで現地の人から金銭を要求されることが多いのですが、現地の人にとって、これは挨拶代わりらしいです。金銭の要求に対し自然に受け流すことが大事だと、片山さんは話してくれました。

現地での情報収集について

 特定(マラウイの場合午後6時)の時間に無線が入るので、隊員は無線機の前で待機している必要があります。このとき、治安に関する情報も入手できます。米同時多発テロのときも、無線ですぐに伝わったようです。

現地での活動を振り返って

 片山さんは、帰国した今でも興奮が冷めないらしく、「言葉にならないくらいマラウイでの経験に支えられている」と話してくれました。自らが「ボランティアされてきた」ともおっしゃっていました。最近、現地の教え子からお手紙をもらったらしく、「現地の人にとってエアーメール代はかなり大きな負担なはずなのに・・・」と喜んでいました。

岩井さん、片山さん、ありがとうございました。


トップページ | ツクナビとは | 利用規約・免責 | お問い合わせ | 学生団体C4