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製本  いよいよかたちが出来てきます

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本の性格や読者層のちがいによって、活字のタイプや大きさや行間を変えます。 それぞれの本によって、読みやすいというかフィットする版面があるんですよ。 使う紙の質や厚さや色合いも選びます。表紙だけじゃなく、目次や章のタイトルのレイアウトや、帯の大きさとか幅も考えなければなりません。

本って、書かれた内容だけじゃなくて、姿形とか、重さとか、手触りとか、雰囲気とかを味わいながら読むものなんですよ。 岩波の場合は、いわゆる製本・造本の専門の人たちがいるので、編集者の方から本の内容を説明しながら、いっしょになって本の形を作っていきます。


営業  一人でも多くの読者の手に

まず、新聞に広告が出ますね。 講座とかシリーズとかいう大きい企画では、企画全体を宣伝する内容見本というパンフレットを作ります。広告文を書いたり、キャッチフレーズを考えたり、宣伝部に協力します。

営業が取り次ぎとか小売り書店さんへ出すニュースにもお薦めの文章を書きます。 書店回りの担当者と、本屋さんをまわって薦めて回ることもあるんです。 自分で編集した本は、1冊でも多く読者の手に渡ってほしいと思うものなんですよ。


次回は、編集者と著者との交流をお伝えする。編集者としてやりがいや楽しさはなんなのだろうか? はたまた、辛いことはなんなのだろうか? 意外な程の人間模様が繰り広げられ、仕事上の関係を超えた人と人との関係には驚かされるばかりだった。


続く

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