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名前 『ブラッスリー・ラ・リラ 風土庵』 オーナー 野堀敬香子さん |
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生年
1945年 |
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趣味
読書 |
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人生の中でのターニングポイント
結婚・出産・店のオープン |
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―20年前からレストランを経営されているそうですが、きっかけは何だったの
姉が店を作った直後に交通事故に遭ってしまいました。きれいな店で人手に渡すのは忍びなかったので、「ほんの2,3年でも」と思い、今の店を始めました。出産直後の出来事だったので、商売にしようという気もそれほどなかったのですが、いつの間にか20年経っていましたね。 ―なぜ地元の野菜にこだわるようになったのですか? 地元産野菜にこだわるようになったのは店を始めるよりももっと昔の話です。私は昔から料理が好きでしたが、当時は「野菜はどこで買っても、どこで食べても同じもの」と思っていました。だけれど姑が茹でてくれた採り立てのインゲンを食べたとき、信じられないくらい甘かった! ―野菜はご自身で作っていらっしゃるのですか? 姑が作ってくれるものもあれば、近所の方が作ってくれるものもあります。でもかなりの野菜は私の店で作っています。だから畑にあるものでメニューが決まるんですよ。「銚子になになにの魚が入ったから」といって魚を選ぶように、野菜だって「これが採れたから」と選ぶのは当たり前のこと。だから年間通して同じメニューはあまりないんです。 ―つくば産の食材の良さとは何ですか? 大量に採れて値段が安い。あとはのびやかなのかなぁ、野菜にしろ売り方にしろ。成長もいいし、安心して大量生産できるところではないでしょうか。天候に左右されることも少ないし、いつでも供給できます。つくばは風と土と空気が本当にきれいなところ。これだけで美味しい野菜は育つと思いますよ。 ―やはり食材への思い入れが強いんですね。
今年お味噌を発酵させるところから作ったのですが、原価が600円でした。でもスーパーの特売なんかでは198円で買える。おかしいと思いませんか?
―オーガニックや無農薬が最近はやっていますが、
選ぶのは自分。まがいものを掴まされたからといって「あんなに高いお金を出したのに」と不平を言うのではなく、「自分の見る目がなかった」と思わないと。「基準を作れ」とよく言うけれど、人任せにしていては駄目なんです。自分で野菜を作っていると、例えば見ただけで日本産なのか中国産なのか、といったことがわかるんですよ。昔はその見る目を家庭が養っていました。自分で自分が食べるものを作っていましたからね。けれど今は何でも人任せですよね。 ―なかなかそういったことに気付くチャンスがないのではないかと思います。
やはり料理を作っているからでしょう。相手が子どもだろうが、家族だろうが、お客様だろうがいいものを食べさせたい、最良のものを食べてもらいたい。食べさせようという意識がなかったら、探そうという意識も生まれません。「食べさせたい」というホスピタリティー(もてなしの心)が私の根幹にあるのだと思います。「食べさせたい」と思ったとき、愛情が後ろにないはずがないでしょう? |
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