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名前 筑波大学環境サークルエコレンジャー代表 高木大吾 |
生年月日 1981年9月2日 |
| 所属 筑波大学生物資源学類1年 |
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| 趣味 ギター、野球 |
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| 宝物 友達、家族 | ||
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<interview>
今回は、筑波大学環境サークルエコレンジャー、 −「エコレン」こと「筑波大学環境サークルエコレンジャー」に入った理由は? 大学を決めるときに、自分の興味あることを探しますよね。自分の場合、昔から環境問題に興味があったんです。砂漠拡大とか、熱帯雨林減少とか言われている中で、漠然とですが、自分が何かをしなきゃと考えるようになりました。筑波大学に進学を決めたのは、生物資源のシラバスの「国際的見地から多角的な視野を〜」という部分にとてもひかれたからです。そして、筑波大学の環境問題を扱っているサークルといえば「エコレン」ですよね。実はエコレンに入ることは入学前から決めていたんですよ。ばりばり活動しようと思って入学しました。 そして、エコレンの代表に立候補しました。対外的な顔として人と人とのつながりを持つことに魅力を感じたからです。実際の活動の中では代表だから〜ということはまったくなく、1メンバーとして仲間と楽しく行なっています。 −「エコレン」の活動について教えてください エコレンはすべてプロジェクト制で構成されています。メンバーがそれぞれ自分の興味あることについてのプロジェクトを設立し、数人ずつでそのプロジェクトを動かしていきます。現在のプロジェクトとしては、「SS(Sustainable Society)」「リサイクル市」「未来を考えるシンポジウム」「環境教育」などがあります。 「SS」とは、環境に配慮したものを商品としている飲食店や有機野菜を栽培している農家などを取材し、それを一冊の本にまとめ、紹介するというプロジェクトです。本はグリーンガイドブックといって、実際に本屋の店頭に並ぶような本です。「リサイクル市」は、宿舎で、卒業生の使っていた家具などを新1年生に無料で提供するプロジェクトで、毎年大人気です。そして、「未来を考えるシンポジウム」は、自分がプロジェクトリーダーとして、2月2日のイベントにむけて、現在最も力を注いでいるプロジェトです。 −その「未来を考えるシンポジウム」についてくわしく教えてください エコレンはリサイクルしかやっていないと思っている人もいると思うのですが、実は開発問題や沖縄基地問題などの他の社会問題についても関心をもって活動している人も普通にいます。それで今回2月2日(土)に3人のパネリストの方を招いて「未来を考えるシンポジウム」という少し環境から離れたイベントを開催します。このプロジェクトを企画した一番の目的は、より多くの人に今社会で起きている「事実」を知ってもらい、考える「きっかけ」をもってもらうことにあります。以前、エコレンが主催した上映会で『教えられなかった戦争フィリピン編』という映画を観て、かつて日本が引き起こしてきた数々の戦争の原因や侵略の実態、そして現在は開発援助という形で行なわれているODAの侵略について学び、無知であることの無責任さを知りました。今回はこの、教えられなかった戦争シリーズの上映会も1/30〜2/1に開催し、みなさんに自分達の知らない社会でおきている「事実」を知ってもらい、自分達との関係をもっと実感してもらいたいと思っています。そしてアメリカテロの問題なども通して21世紀の社会の在り方も考えていきたいです。当日は、3人のパネリストの方々がそれぞれ現地、経済、市民という異なる3つの視点から講演してくだることになっています。そして講演のあとにはパネルディスカッションも予定しています。同じ場所で同じ時に意見の比較や交換ができるパネルディスカッションはとても有益なものになると思います。ぜひみなさんにも参加してもらいたいです! −エコレンに入って活動して、学んだところやいいところ悪いところなどを教えてください 本当はもっともっとばりばり活動していることを期待していたのですが、初めの印象としては期待していたよりも勢いがないように感じました。理想とのギャップを自分の中で乗り越えなければいけなかったときは少し辛かったです。でも、夏ごろから、自分の中の考え方が変わりました。まず、自由な土俵の中で楽しみたい人は楽しむ、やる気のある人はがんばるという今の形式は、エコレンのプロジェクト制というシステムにぴったりだし、そこがエコレンのいいところでもあると思えるようになったんです。ひとつのことに考えが固執してしまうような人ではなくて、「楽しくやろう」としている人がたくさんいることでさまざまな考えに出会え、なかなかいないキャラクターの持ち主にも出会えました。熱いやつらばかりだと確かに熱い活動をやれるけれど、人の種類の広がりにどうしても欠けてしまいますよね。社会問題に対しての活動をするときどうしても似たもの同士が集まる傾向がありますが、実はそういう問題を扱う時こそそれではだめなんですよね。もっといろんな考え方に触れないと。だからそれがエコレンのよい雰囲気にもつながっていると思います。でも、いくらプロジェクト制だからといって熱い活動が出来るといっても、エコレンは所詮サークルでプロジェクトも雰囲気に影響されるんですよ。だからもう一歩のところで熱くなれきれないところがあった。だから僕はエコレンをもっと外に目を向けさせ、オープンにすることで、このジレンマが解決できるのではないかと思ったんです。これが代表になる一番の理由なんですけど。今は少しずつ常盤大学のこねっとや地球村といったような他団体ともつながりができ始めてます。外に対しての窓口を広げて交流を盛んにすることで、エコレンはその良さを保ちながらも活性化されていくのはないかと思っています。活動を通して、自分が無知であることを知ったり、他団体などとつながりができたりしていったことは本当によかったと思います。ひとつ、今のエコレンの問題点は、他団体とのつながりがエコレンという団体としてではなく、個人単位のつながりになってしまっている点です。これは今後の課題になっていくと思います。 −高木さんはこれから何をしていきたいですか? エコレンのような活動に多くの人を巻き込んで、市民の意識を変えていくことができるのであればよいのですが、現実的に非常に難しいと思ってます。なぜなら環境問題は日常の生活と非常に密接に結びついていて、しかも利便性と裏返しの側面があるからです。ただ変えましょうだとか意識しましょうだとかやっていても何も変わらないと思いますよ。なにか大事件でも起きない限り。だから今は環境経済学という学問から環境問題に取り組んでみたいと思っています。市民の生活、企業の行動、そして政府の3つの主体は経済と密接に絡んでますよね。その行動そのものに環境配慮という要素を注入しようとするこの分野に興味をもったのです。ほんとこれからですが、がんばりたいですね。あ、あと、どんなテーマでもいいんで語りたいですねぇ。飲みながらでもっと。考え方の違いを堪能したいっす。 −高木さんは環境問題をどのように考えていますか? 環境問題は大学入学前からずっと興味をもってきたことです。だから、いつも意識しているし、他の人にもそうしてほしい。でも環境問題に対する市民の意識を変えたいと前に言いましたが、実際に変えるのはとても難しいことだと思います。私自身は、環境問題において「自然vs人間」となったときに、価値の重みを人間におくべきだと思っています。極端な話、環境を壊すことで貧困に苦しむ人間が助かるなら、破壊すべきです。生活の便利さの裏返しに存在するのが環境問題なので、環境問題の捉え方はとても難しいですよね。 −筑波大学生に一言お願いします 自分は大学に入ってから初めてひとつの事柄を見るのにいろんな見方があることを知りました。例えば、「多くの仲間を持つ」ためには「多くの人と接する」ことが重要だと思っていたけれど、それだけではなく、本当はまず「自分が変わる、自分の姿勢を変える」必要があるのです。物事をひとつの側面からしか見られなくなってしまうときがありますが、もっといろんな視点からひとつの事柄を見られる人になりたいし、みんなにもそれに気付いてほしいです。あと、環境問題を扱うサークルではありますが、自分としては環境の話がすべての事象に優先すべきものだとは思ってないんです。みんなに環境問題についていつでも考えていてほしいわけじゃない。比文の人は言語や文化、芸専の人は芸術とか、人によって関心をもつところは違っていいと思います。でも、頭のどこかには環境問題を意識していて欲しいし、それを意識してもらうようにする責任が環境問題を学ぼうと志す自分たちにはあると思っています。最後に異論反論いろいろあると思いますが、ぜひ議論しましょう。昔の学生みたいにいろいろな事を熱く語りたいし、そんな仲間がほしいですね。 <イベント情報>
*『教えられなかった戦争』シリーズ映画上映会
「未来を考えるシンポジウム」に参加してみたいと思った方、 (Yoko) |
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