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筑波大学の宿舎入居日である4月5〜7日に、新入生歓迎イベントのリサイクル市が平砂宿舎近くのつくばローカルコミュニティー店舗内で行われました。毎年開催されてきたリサイクル市も今年で12回目。その様子を取材してきたので、内容を紹介します。
今年のリサイクル市では新入生を対象として、リサイクル品が無料で提供されました(自転車を除く。購入は可)。提供されたのは筑波大学の卒業生から引越しの際に買い取った家具や家電製品です。開催日には新歓委員に連れられた新入生の皆さんがお目当ての品をもらいに来ていました。
このイベントの主催はつくばローカルコミュニティー。学生生活支援を目的に筑波大学の卒業生が設立したお店です。リサイクル市の他にも、エアコンのリースや教習所の紹介など「自分達が学生時代に欲しかったサービスの実現」を理念に活動しています。つくばローカルコミュニティー代表の山根さんは筑波大学生物資源学類の卒業生で、在学中に新歓行事としてリサイクル市を開始し、その後学外へと活動を広げました。昨年までは格安の値段での販売という形でしたが、大学に学内での開催を提案したところ、学内での営利活動は認められないということだったので、「では、営利性を排除してみてはどうか?」と思い立ち、今年は試験的に無料で提供することになりました。ゆくゆくは学内での大規模な開催を目指しており、現在も大学に働きかけています。
大学の入学手続きがこれまでは直接来て行う形でしたが、今年から郵送になった影響で、事前にリサイクル市の告知をすることが難しくなりました。生物資源学類だけは新歓委員と連絡をとることができ、ビラも配れたので、例年の1/10ほどという小規模ではありますがリサイクル市が開催されることになったそうです。
リサイクル市の基本スタンスとして、「学生はお客さんではなく後輩」という認識を持っています。だから、話す時はタメ口だし態度も先輩目線だけれど、サービスはしっかりというのが信条。正直なところ無料での提供はお店にとって大変ですが、それもこれも後輩のためということで気合いでがんばっていました。
今年は小規模なリサイクル市でしたが、「来年は是非大学構内でもっと大規模に開催したい。」という山根さん。そのために大学側に提案をしています。また、来年はもっと多くの学類の新入生に来て欲しいので、新歓委員になった人はぜひ連絡をして欲しいそうです。
リサイクル市では物を通して卒業生と新入生、先輩と後輩が同じ筑波大学生として助け合うことの大切さを感じることができました。来年筑波大学の門を叩くという人は、是非リサイクル市を利用してみてはいかがでしょうか。