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車に乗ろう

〜警察篇〜

つくば中央警察署の相馬交通課長に、つくば市の交通事情や犯罪事情ついてお話を伺いました。

事故を起こしたら?

道路交通法第72条によると…
(1) 人命救助→119番(このとき、消防署の方で110番してくれる場合もあります)
(2) 事故再発防止→周囲の車に信号を発して注意を促してください。
(3) 警察署連絡→110番

事故が起こりやすい状況とは?

(1) 道路状況
(2) 地域環境
(3) 人間性
この三つが関連して事故が起こります。下記につくば市の交通事情を述べていきましょう。

* 道路環境が良いのに大事故が多発する

 つくば市の道路はきちんと整備され、道幅も広いために、運転手は高速道路と同じような感覚で運転をしてしまいます。しかし、実際には交差点もあるし、歩道もあるし、車以外の交通もあります。こうした知らず知らずに生じる感覚のズレが大事故を引き起こすのです。

* 夜間は事故が起きやすい  

 車両が少なくなるために、スピードを出しすぎる傾向があります。筑波山のパープルラインでは、ローリング族などが出没し暴走するため、取締りを強化しています。

* つくば市には暴走族が集合する地域性がある

 茨城自体、日本の中でも暴走族の数が多いとされています。特に、学生が多く、夜間も人気の絶えないつくば市には周囲の市町から自分たちの姿を見てほしいとする暴走族たちが集まってきます。また、東新井にある電気街には、警戒や摘発の強化により数は減少しているものの、依然としてハント族が集まる要因があります。

* 大学周辺の事故の現状

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その他、筑波大生が注意しなければならない犯罪は?

(1) 筑波大生を狙った恐喝事件、婦女暴行事件

なぜこのような事件が起こるのでしょうか?その原因は・・・

*夜間の暗がりが問題

 緑の多い自然環境が、夜間の犯罪の温床となっています。公園や遊歩道の生い茂った樹木が、街灯の光や犯罪者自身を隠してしまうのです。

*開かれた大学の落とし穴

 筑波大学は他の大学と異なり、一般道路が構内を通っています。また、敷地の周囲に塀がなく部外者が容易に侵入できる状態にあり、大学関係者以外の方でも簡単に構内道路を利用することができます。そのため、大学関係者と部外者の区別がしにくく、大学関係者も部外者への関心が希薄化しているのではないでしょうか。

*筑波大生の生活態度にも問題

 筑波大生の一部には、受験勉強ばかりに集中していたために、頭は良いが世間知らずなところが見られます。自分を守る術、問題が起きた時の対処法を十分に分かっていないと言えるのではないでしょうか。また、筑波大生の持つ時間感覚にも問題があります。生活サイクルが確立されていない上に、周囲にコンビニやファミレスなど24時間利用できる店が多く存在しているため、深夜の出歩きに抵抗がなく、危機感や問題意識も希薄です。

(2) 最近では女子寮やアパートの覗きが問題

 先にも述べた「開かれた大学」のために、寮までもが「開かれて」しまっており、誰でも出入りが可能になっているのが現状です。また、学生の意識として、どこからが大学でどこからが街なのか曖昧で、どこへ行っても大学構内気分でいます。その為に、大きな隙を生んでいるのです。

ではどうすればよいのでしょうか?

・しっかり鍵をかけ、室内が外から見えにくくなる工夫をする
・隙を作らない(複数で行動する。夜間、用もないのに出歩かない。)
・囲いがあり、生活の場が外界と隔絶された大学ではないということの自覚と警戒心を持つ
・防犯ブザーを持つ(人は恐怖に陥ると声が出なくなるので)

 「開かれた大学」は良い点もありますが、弊害も含んでいるということを自覚しなければなりません。また、今の大学生は、自分で自分を守ることよりも先に「こんなにキケンなのは、警察がしっかりしていないからだ」というような意見を持ってしまいがちです。しかし本来は逆で、まず先立って自分で自分を守ることを考えてください。そして自分では手におえない部分を大学や警察が行うのです。一人一人の意識改善が必要だと言えるのではないでしょうか。

筑波大生が起こす迷惑行為

(1) 交通ルールの曖昧さ

 構内の道路と一般道路がつながっているために、大学生は一般道路に出ても構内道路と同感覚で車を走らせます。その為に交通ルールをないがしろにしてはいないでしょうか。
 しかし、一般の人から見れば、そこは一般道路であり、構内道路とはわけが違います。このギャップが事故を生む結果となるのです。

(2) 路上駐車

 親元から車を持ってきているため車庫を設けない。現住地にナンバープレートを変えることもしない。だからといって貸し駐車場はお金がかかる。しょうがないからアパートの前の道に車を止める。
 この流れが大学生の意識の中にあり、路上駐車違反が多発しています。特に問題の多かった春日4丁目では、去年は1日平均137台も路上駐車があり、ゴミ収集車も通れなくなるほどのひどさだったため、集中取締りを実施しました。
 路上駐車の罰金は15万円以下。道路を車庫代わりに使っている悪質なものは「保管場所法違反」を適用され20万円以下の罰金が科せられます。場合によっては懲役刑もあります。

(3) 車両放棄

 卒業や新車買い替えなど理由は多々あるのでしょうが、いらなくなった車両をお金がかかるために解体作業所に出さず、路上に放置する学生がいます。その方法はナンバーをはずし、車体番号も削るほどの巧妙さ。
 路上駐車や車両投機は犯罪の原因にもなります。犯罪者が車をとめていても、多くの車が路駐していることにより、周囲が不審車に気付くことができません。現に路上駐車対策前の春日4丁目では、泥棒被害やシンナー乱用者が多くみられました。

(4) 新歓時期の節操の無さ

 大学構内にある桜の下で花見をするのは構いません。しかし、公共の場所で深夜まで騒ぐ学生がいるそうです。今年は大学側と地域とが合同で、学生に注意をして回ったそうです。

最後に筑波大生に向けてのメッセージを頂きました。

「今いる場所はあくまで仮宿であるという意識からか、地域に対する責任感が希薄であるため、地域の人々に多大な迷惑をかけています。大学付近に住む人々の中には学生を支援したいという強い気持ちを持っている人も多くおられるのですが、最近はあまりにも学生のマナーが悪いために学生を支援することをためらっている方もいます。筑波大生の諸君には、学生と言う甘えを捨て、地域に対して一人の住民としての責任を持っていただきたい。」

「以前は大学構内に移動交番を設置していましたが、その期間は目立った事件が起きませんでした。しかし移動交番を撤退させてからは、再び構内での犯罪が増えています。また、昨年の夏に行った構内での検問も、効果をあげることができました。部外者の出入りが簡単にできる『開かれた大学』では、学内自治の確立には大変な力を必要とします。大学側でも現状の実態をしっかり把握し、警察との連携も考慮に入れ、移動交番などを利用した犯罪防止対策の必要性を検討していただきたいです。」

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