
10月30日から11月7日まで開催された筑波山麓秋祭りではたくさんのイベントが行われていました。 どこでどんなことをしていたんでしょうか? 気になるお祭りの様子を5つの地区別に紹介します!
筑波山参詣道沿いの筑波地区で行っていたイベントをピックアップしてお届けします。会場の雰囲気を少しでも味わっていただけたら幸いです。
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酒蔵での特製甘酒サービス | 雅楽の演奏 | コカリナコンサート |
| 筑波山茶屋 | 山のはがき |
田井地区は、筑波山麓秋祭りが始まる前から毎年秋祭りを行っていました。そのため、他の地区と比べて企画内容も多彩でした。
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お嬢さん師匠の「蕎麦打ち体験教室」 | 釜ど炊き「神郡米」をおにぎりで味わう | 縁側で味わう「麓べえ」の甘酒 |
| すそみ茶屋・竹のベンチとおもちゃ作り | お庭拝見 |
筑波山麓のなかでも中心部に近く、それでいて古く美しい町並みを変わらずに保っている場所。北部シャトルバスに乗って旧筑波庁舎のバス停を降りると、そこが北条地区です。ゆったりと歩きながら、各所で行われる催しを訪ねてみました。
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岩崎屋 北条米スクリーム | 宮本家 店蔵開放 | 田村家 店蔵開放 |
平沢官衙(かんが)遺跡は、今から千年以上前の奈良・平安時代の筑波郡の役所跡です。国史跡にも指定されている平沢官衙遺跡には、当時使われていた高床式の倉庫が忠実に再現されています。普段なじみのない貴重なつくばの歴史をご覧ください。
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平沢官衙遺跡復元建物内部公開と説明会 | エコ折り紙体験会 | 平沢官衙秋のミニコンサート |
宝篋山(ほうきょうさん)のふもとに位置し、南北朝時代に関東周辺で活躍した豪族・小田氏の本拠地で長い歴史を持つ小田地区。この地区では、その自然と歴史を存分に味わえるイベントが開催されました。
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小田歴史探訪 | 宝篋山ハイキング |
星ふる里蔵、稲葉酒造場は筑波山口のバス停から10分程歩いたところにあります。 ここでは特製甘酒の配布を行っていました。いただいた甘酒は飲みやすく、 ほどよいあたたかさで体もあたたまりました。またここで販売されていた酒粕ミルクアイスも、 しっかりとしたお酒の味と優しい牛乳の味とのバランスがとてもよく、想像をはるかにこえるおいしさでした。
日本の道百選に選ばれた「つくば道」沿いにある古民家を使った茶屋です。ここでは抹茶とお菓子の販売をしています。今回いただいたのは、福来(ふくれ)みかんまんじゅうと抹茶です。福来みかんとは、つくば市で生産されているみかんのブランドで、普通のみかんより小さく、酸味があります。福来みかんは何より香りのよいことが特徴で、この福来みかんまんじゅうもとてもよい香りがしました。
筑波山茶屋では、筑波山雅学倶楽部による雅楽の演奏も行われていました。雅楽は平安時代中期に現在の形になった日本の最も古い古典音楽です。今回は「平調・越天楽」「平調・五常楽急」「浦安の舞」「君が代」の4曲の演奏を聴くことができました。3曲目の「浦安の舞」では雅楽の演奏とともに巫女が舞い、会場がより神聖な雰囲気に包まれました。
筑波大学の卒業生が企画したイベントです。昭和14年に設置されたという旧筑波山郵便局内で、落ち葉を使った山のはがきを作ることができます。山のはがきは参加者が拾ってきた落ち葉を使って作られます。作った直後のはがきは水分を含んでいるため乾燥させることが必要です。そのためその場で持ちかえることはできませんが、後日自宅へ送ってもらえます。郵便局内には既にたくさんのはがきが飾ってあり、他の参加者が作ったはがきを見るのもまた一興でした。
コカリナを使った演奏が行われていました。コカリナとは木で作られるハンガリー生まれの楽器で、てのひらに収まるサイズです。音色はとても優しく、演奏していただいた「ふるさと」ではとても和やかな気持ちになることができました。今回の奏者さんたちが使っていたコカリナの材木は、筑波山で伐採された木を使用しているそうです。演奏の後は小さいコカリナから少し大きめのコカリナなど様々な形のコカリナを紹介してもらい、最後には実際に吹くこともできました。
今年は残念ながら、蕎麦打ちの体験はできませんでしたが、
茨城産の品種「常陸秋そば」を使った本格的な手打ちそばを食べることができました。
そばを打つのは「お嬢さん師匠」こと鮭川隆雄さん。1つ1つ丁寧に作られた蕎麦は、
風味が強くすっきりとした味わいでした。
お店として開放している鮭川・辻邸は歴史を感じさせる立派な古民家で、
テレビの撮影にも使われているとのことです。
筑波山から切り出した竹で、竹ぽっくりや竹とんぼなどのおもちゃを作ることができました。参加者はみんな、のこぎりで竹を切ったり、ドリルで穴をあけたりして製作に取り組んでいました。渡された竹が太かったこともあり、切り終わった後はへとへと。いい運動になりました。
筑波山のふもとで作っている「神郡(かんごおり)米」のおにぎりを食べることができました。かまどで一粒一粒ふっくらと炊きあげられたごはんは、もっちもちで甘みが強く、普段食べているごはんとは全く別物でした。お米の種類や炊き方でこんなにも味がかわるんですね。
つくば道沿いの古民家であるかまや邸のお庭が公開されていました。隅々まで手が行きとどいているお庭は、かまやさんがほとんど自分たちだけで世話をしているそうです。
様々な花や木が植えてありましたが、その中で気になったのは大きな黄色い果実。何の実か尋ねてみると、なんとレモン。一般にスーパーに並んでいるものとは違う種類だそうで、食べてもあまりおいしくないのだそうです。
お米と糀(こうじ)だけで作った甘酒を飲むことができました。余計なものが一切入っていない甘酒は、とても甘くてやさしい味わいでした。また、普段よく見る甘酒よりもお米がつぶつぶのまま残っており、飲みごたえもありました。
他にも田井カレーというカレーも販売しており、そちらも好評でした。
読みは「ほうじょうまいすくりーむ」。これはただのアイスクリームではありません。
漢字の通り、地元の米である北条米を材料に使ったアイスクリームなのです。
プレーンとブルーベリーの二種類の味がありましたが、ここではプレーンをいただきました。
口の中で溶けたあとにほのかに残るお米の風味がきわだつアイスクリームでした!
アイスは岩崎屋さんのおうちの中で食べていくこともできます。奥のお座敷に通してもらい、
さらにあたたかいお茶を出していただきました。地元の方との会話を楽しみつつ、
ゆったりとしたひとときを過ごせました。
こちらは元々、醤油の醸造販売を行っていた商家だったそうです。漆喰で塗られた壁と長く続いていく塀が、作られた時代を思わせる落ち着いた雰囲気の蔵です。
店蔵の中では、昔利用されていたレジスターや銭箱が展示されていました。実際に使われていたお店の道具がいくつも飾られており、当時の様子を感じさせます。隣には改装した穀物蔵もあり、音楽祭が行われて盛況を見せていました。
かつて呉服屋を営んでいた田村家。現在はお店をたたんでいますが、その時代の雰囲気は今も蔵の中に残っていました。時の流れを感じさせる室内に、心が休まります。
取材時は小雨が降っていたため、外に出すことはできませんでしたが、良質の染物であるのれんを見せていただきました。
秋祭り期間には写真家の野村さんの個展から写真をいくつかピックアップして飾っていました。また、展示のためにつくられた、風情のある優しい明かりで照らされた蔵はとても穏やかで、この北条の町並みになじむ素敵な光景をつくりだしていました。
はじめに、遺跡の建築方法についてのビデオを拝見し、その後に遺跡の内部を見学させていただきました。
奈良・平安時代の筑波郡の役所が忠実に再現されており、実際に目で見て、手で触れて直接体感することにより、
千年以上前の遺跡をとても身近に感じることができました。
また、遺跡の周りは辺り一面広大な野原になっていました。
そこではボールで遊ぶ子どもたちの姿やハイキングに来ているお年寄りの姿もあり、
老若男女みんなが楽しんでいたようです。空気も非常に澄んでいて、
その豊かな自然を見ているだけで、心が洗われました。
日常生活から少し離れてつくばを見てみると、普段意識しないつくばの素晴らしさを知ることができて、
また一つつくばの楽しみ方が増えました。
エコ折り紙とは、チラシや古紙を用いて折り紙を作る環境にやさしくかつ気軽に楽しめるすてきな芸術です。一見複雑そうに見える作品ですが、一種類のパーツをつなぎ合わせているだけなので、初心者でもすぐに作れるようになりました。また講師のおじいちゃんとおばあちゃんがとても気さくで、楽しい雰囲気の中で時間を忘れて熱中してしまいました。隣では小さな子どもやその子のお母さんもいっしょに折っており、世代を越えて楽しめる折り紙の面白さを改めて感じました。
普段はなかなか折り紙を折る機会はないけれど、今回歴史ある平沢の地で忘れかけていた折り紙に対する懐かしい気持ちを思い出すことができて、とても良い経験になりました。
11月6日、平沢官衙遺跡復元建物前広場において平沢官衙秋のミニコンサートが行われました。奈良・平安時代からの歴史を感じさせてくれる平沢官衙遺跡復元建物と、さらにその後方に見える筑波山を背に、晴天のもと行われたこのコンサートは、多くの聴衆を楽しませてくれました。今回のコンサートでは、ときめき太鼓塾や斬桐舞といった筑波大学の団体も参加し、会場は大いに盛り上がりました。特にときめき太鼓塾のみなさんの力強い演奏と一糸乱れぬ動きには圧倒されました。
また、普段あまり聴くことのない、ジャンベ太鼓という西アフリカの楽器の演奏を聴くことができました。異国情緒あふれる太鼓の演奏と踊りには思わず見とれてしまいます。和太鼓とジャンベ太鼓の演奏、そして、よさこい連と斬桐舞のみなさんによる踊りのコラボレーションも披露してくれ、最後には会場の聴衆までも巻き込み、会場全体が一つになったところでコンサートは終演となりました。 平沢官衙遺跡が歴史を感じさせてくれる場所であると同時に、このコンサートを通じてつくば市民同士の交流をいっそう深め、温かさを感じさせてくれる場所となりました。秋空のもと、様々な演奏や踊りを楽しむことができ、とても充実したイベントでした!
11月7日、小田地区に数多く残る文化財や史跡を一日かけて巡る「小田歴史探訪」に参加してきました。
最初に訪れたのは鎌倉時代から戦国時代にかけて小田氏の居城であった「小田城跡」です。建物など大きな建築物は残っていませんが、中世に作られた堀や土塁の跡をしっかりと残しています。このイベントには郷土史研究家のガイドさんも同行し、詳しい説明をわかりやすくしてくれます。参加者全員でガイドさんの話に聞き入ります。
説明によれば、これまでの発掘調査で建築物の基礎や橋脚跡、取水のための暗渠(あんきょ:地中に埋設された水路)など当時の城の姿をうかがわせる多くの史跡が発見されているとのこと。何気なく登った小山も、かつては櫓台(やぐらだい)として使われていたそうで中世の息遣いがひしひしと伝わってきました。
次に一行は多くの貴重な文化財が点在する宝篋山(ほうきょうさん)周辺に移動しました。そこで目にしたのは田畑の一画にひっそりと佇む「地蔵菩薩立像」。一見目立った特徴はないようですが、実は鎌倉時代から700年以上にわたって小田を見守ってきた歴史的に貴重な像です。
ガイドの方の話によると筑波山周辺で採られた花崗岩で掘り出され、かつては目に水晶が埋め込まれていたと言い伝えられているとのこと。石囲いを含めると2メートルを超える大きな像ですが、どこかやさしく、落ち着いた雰囲気を周りに作りだしています。参加者一同、そんな普段では味わえない雰囲気にしっとりと浸かっていました。
終盤にはいくつもの古民家が立ち並ぶ小田城跡の北西地域を散策しました。400年以上、小田の地を護り続ける長久寺にあったのは深みのある石の色から歴史を感じさせる石灯篭。ガイドの方から鎌倉時代に製作され、石灯篭としては関東地方最古のものであると聞かされると参加者から感嘆の声。高さは約2.4メートルで、上部の笠は美しい曲線を描き、中央の中台部から基礎に至るまで細かな装飾が彫りこまれています。
特別に灯篭に直接触れる機会もあり参加者は感慨深げに灯篭に触れ、歴史の重みを感じ取っていました。
一日で10ヶ所以上の名所を巡ってイベントは終了。いままで知らなかった小田の深い歴史をしっかりと感じ取ることができました。
11月3日、ツクナビスタッフは小田地区で行われた第14回宝篋山(ほうきょうさん)ハイキングに参加してきました。天候は雲ひとつない快晴、絶好のハイキング日和です。宝篋山は筑波山の南に位置する標高461メートルの山で、今回のこのイベントでは、宝篋山の山頂を目指します。
午前9時30分、集合場所の小田城本丸跡から70人ほどの参加者とともに出発です!登山道までは閑静な住宅街をのんびりと歩いていきます。しばらくすると、周りは黄金色の稲がかがやく水田地帯に。実は小田地区、地元ブランドである「小田北条米」を栽培する有名な米どころなのだとか。のどかな景色を楽しんでいるうちに登山道に到着。ここから本格的な山道、自然と気合いが入ります。
山に入ると、さきほどまでの景色とは打って変わって、歩く山道は秋の木々に包まれます。時折吹いてくる山上からの涼しい風がとても心地よいです。ふと、耳を澄ませてみると、どこからか水の音が……。足元に目をやると、そこには小さな沢が。清らかに流れる水の音に心から癒されます。登り進めるにつれて、山道は険しさを増していきます。参加者はほとんどが高齢の方々でしたが、難路も軽々と越えていきます。聞いたところ私が参加者最年少のよう……。これは負けてられません。
この後は激しいアップダウンの連続で、延々と続く山道を1時間以上歩き続けます。ここまで来ると、さすがに参加者の顔にも疲労の色が。快調だった足取りも鈍くなりますが、互いに励まし合いながら確実に歩を進めます。
登山開始からおよそ3時間。目の前の看板には「山頂まで100メートル」の文字が。こころなしか歩調が早まります。最後の急斜面を登りきり、ついに山頂に到着! 参加者全員で喜びを分かち合います。山頂から見える景色はまさに絶景。間近には筑波山、そして眼下には筑波山麓の町並みと関東平野が広がります。快晴ということもあり、この日は遥か遠くの新宿の高層ビル群、そして建設中の東京スカイツリーまで見ることができました!
山頂で休憩をとった後、1時間20分ほどでスタート地点の小田城本丸跡に無事到着。体を休めようと腰を下ろすと、なんと地元の方による豚汁のサービスが。さらに、お楽しみはここで終わらず、参加者を対象にした抽選会が開始。今回は参加者が普段に比べ若干少なかったため、賞品だった「小田北条米」が参加者全員に配られました! うれしい限りです。その後の抽選でも柿をいただくことができて、大満足の一日でした!
| 編集 | : | 筑波地区 へびこ |
| 北条地区 しぇりー | ||
| 田井地区 ぽたーじゅ | ||
| 平沢地区 中川、えふけー | ||
| 小田地区 よこちゃん | ||
| 技術 | : | とりっぴー |




