スクボラって何?
スクボラとはスクールボランティアの略称です。
一般的に教師以外の人(地域住民、保護者、学校のOB・OGなど)が学校での活動に関わることを指します。
具体的な活動としては、部活動指導、校外学習の引率、伝統芸能の伝承、心の相談員、外国人児童や帰国子女・児童への日本語指導、放課後の遊び相手、学校の花壇整備などなど、様々な活動が挙げられます。
また、スクボラと似た言葉としてゲストティチャーというものがあります。これは教師以外の人材が専門性や知識を持ち、その時間の主役として体験談を話したりすることを言います。これもスクボラの一形態と言えます。
このように一口にスクボラといっても様々なタイプがり、その内容も高い専門性を要求されるものから誰でも気軽に参加できるものまであって実に多様です。
ぐっぴぃではどのようなスクボラに焦点を当てているの?
我々は「学生によるスクボラ」というのを意識して活動を行っています。
学生を、社会的な責任のとれない未熟な存在、知識や経験のない中途半端な存在、そのように否定的にとる人もいるかもしれません。しかしそれはどこまで当てはまることでしょうか?
子どもたちと年齢が近い、つい最近まで学校教育をうけてきた、立場的に中立的でしがらみの少ない、そのような学生だからこそ、できることがあるはずです。また教員を目指す学生が実際の現場にでて活動していくことにも意味があると考えています。
このように学生によるスクボラは、学校にとっても、学生にとっても、そして子どもにとって有意義なことだと我々は考えています。
ぐっぴぃスクールボランティア支援委員会について
ぐっぴぃスクールボランティア支援委員会(以下、支援委員会)では、学生によるスクールボランティア推進プロジェクトを去年立ち上げ、本年度は日本財団から助成金を受けて学生によるスクボラについてのイベントを開催しています。
今回のフォーラムは、7月に行われたスクボラ交流会に続く第二弾のイベントです。
我々支援委員会はスクボラを実践する団体ではなく、学生によるスクボラの情報を集めてネットワークをつくり、学校の先生方と学生・NPO、地域の達人などを結びつけ、よりよい協働を行えるコーディネイト組織を目指しています。
具体的な活動は?
現在我々が持っているネットワーク内でいくつか実績を築いている学生団体があります。
例えば、ボランティアサークルPartyという団体は下妻市上妻小学校でサタデースクールといって月一で学生が学校の図書館を訪れ、子どもたちと遊ぶという企画を行っています。
また、環境サークルエコレンジャーという団体は、つくば市手代木中学校の総合学習の環境の分野でアドバイザーとして活躍していますし、学校仕事人ぴあにかという学生団体は土浦第六中学校の同じく総合学習のお手伝いをしています。
こうした学生の取り組みだけでなく、国も学生のスクボラを支援する動きが見られます。つくば市立高崎中学校では、今年の10月から筑波大学の学生や院生を放課後の先生代理として招く「放課後学習チューター」をスタートさせました。
この「放課後学習チューター」は文科省の事業で茨城県内の中学校ではここ高崎中学校1校のみ実施されています。このチューターは放課後に生徒へ個別指導にあたっていて、受験を控えた中学三年生や勉強につまずきがちな生徒たちに好評です。
今の所チューターの役割は生徒の個別指導となっていますが、予算の範囲ではチューターが総合学習でサポート役として活動することも検討されています。
スクボラフォーラムについて
総合学習とは、「総合的な学習の時間」とも言い、2002年度から全国の小中学校で正式な教育課程の中に導入されています(高校は2003年度から)。
これは、教科の一つとしてではなく、道徳や特別活動などと同等の領域として扱われることになっていて、子どもたちの主体的な学びを保障する時間として機能することを期待されています。小学校では、3年生以上から週当たり3時間程度、中学校では週当たり2〜4時間程度の時間をこの総合的な学習の時間にあてなくてはなりません。
学校の先生方は、教科書もないこの時間でやることに関して自分たちで学習内容を決めていかなくてはならず、どう扱っていいのかわからない状況だとよく言われています。
もっと言えば、この時間は、学校の教育活動の中に地域住民・保護者が参加協力しやすくなるための時間とも言えます。
このような背景から、我々は「スクールボランティアフォーラム2003〜「総合学習」をもっと元気に!学校と、学生を含む地域との協力のかたち〜」を開催します。
このイベントは、「環境」「農業」「地域」「福祉」「国際理解」の5つに分かれる分科会がメインとなるイベントです。
分科会では、学生の授業提案から始まり、現場の先生やその分野での専門性を持つ地域の達人やNPOの方、こうした人たちと学校がそれぞれの分野について総合学習をやるならどんな協働ができるか、ということについて意見交換をし、今後実際の総合学習で必要なネットワークや協力体制を築いていきたいと考えています。
それでは、皆さんのご参加をお待ちしています。
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